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SILVEシルヴェ

診断基準 v26

項目の説明から、廃止した語彙と事実誤りを外した版

診断に用いる評価基準です。各項目について「これが欠けていると機械に何が伝わらなくなるか」と「測ろうとしている状態に対応する、実在する母集団の中で何個中何個か」を公開しています。分母を私たちが便宜的に作ることはしません。総合点は出しません。AI 検索クローラー・ページ・画像は単位が違い、1 つの数にまとめるには根拠のない変換率が必要になるためです。公開済みのバージョンは編集されないため、ある診断がどの基準で測られたかを後から必ず確認できます。

公開 2026/8/21(Methodology 2026.08 第211版 / 現在は 2026.08 第342版)・ 全 10 項目(うち 4 項目は到達・利用の条件)・ 総合点なし ・ 1 回の診断で見るページ数 最大 30(無料は 1 ページ)

今回の更新ポイント

★★ 項目の説明から、廃止した語彙と事実誤りを外しました。文言だけの版です。項目・区分・数え方・測る範囲・判定は 1 つも変えていません。同じサイトを同じ日に測れば、v25 と同じ結果が出ます。★★★ 語彙だけの問題ではありませんでした。 代替テキストの説明に「100% を求める判定にしていない(8 割で満点)」と書いていましたが、v22 以降の観測に段階も閾値もありません。実測の割合をそのまま出しています。項目の動きについて、事実と違うことを書いていました。★ 同じ形が 2 つありました ——「重複は減点する」(いまは「固有の title があるページ」に数えないだけ)、「入力欄が無いサイトは減点しない」(いまは行そのものを出しません)。★ v21 で総合スコアを廃止したのに、項目の注記には「配点」「採点」「減点」「満点」が残ったままで、/checklist の「この判断の理由」に 11 箇所出ていました。外部レビューでご指摘をいただいて気づきました。★ 資料は読み直していません。 こちらの書き方を直しただけなので、最終確認日は動かしていません。読み直していないものを、読み直したとは書きません。★ v25 の表示は動かしていません。 当時そう書いてあったことは事実なので、v25 を開けば当時の注記が出ます。

この一覧に載っていない条件があります

ここに並ぶのは、公開されているページを取得すれば確認できる項目だけです。 AI 検索に掲載される条件には、それ以外のものもあります。たとえば Google の生成 AI 機能に掲載されるには、Search Console の掲載設定で除外されていないことが必要ですが、これは公開ページの取得からは確認できないため、この診断は見ていません。したがってすべての項目で欠落が無くても、掲載の条件をすべて満たしていることにはなりません。

到達・利用の条件

クロール・インデックス・AI への直接入力に関わる条件です。提供元が公開している制御条件と、SILVE が外部から確認した取得状態が含まれます。該当する制御があると、その範囲で取得・掲載・利用が制限されます。何が制限されるかは、指定の種類によって違います。

AI 検索クローラーの許可

AI 検索クローラーを数えます

欠けていると: その宛先の掲載経路が塞がっています。何が起きるかは宛先によって違います。

AI の回答に掲載・引用されるための経路となるクローラーを robots.txt でブロックしていないか。ここを塞ぐと、その AI の回答に自社が登場する余地が原則として無くなります。逆に、塞いでいないことは掲載されることを意味しません。robots.txt の外にも掲載の条件があり、そのすべてを公開ページの取得から確認できるわけではありません(例:Google の Search Console にある生成 AI 機能の掲載設定。この診断は見ていません)。

根拠と判定のしかたを見る
採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
高
最終確認
2026-08-11

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode / ChatGPT 検索 / Perplexity / Microsoft Copilot

この判断の理由: 掲載経路を塞げば露出が消えることは各社の公式文書から確実に言える。他のあらゆる最適化を無効化するため、単一項目としての影響が最も大きい。

一次資料

crawlability.ai_search_access

公開取得できたページ

ページを数えます

欠けていると: そのページは SilveBot から取得できませんでした。各 AI 提供元のクローラーが同じ応答を受けるとは限りません。

指定したページが実際に取得できたか。タイムアウトやエラーが多いとクロール自体が成立しない。

根拠と判定のしかたを見る
採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
高
最終確認
2026-08-11

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode / ChatGPT 検索 / Perplexity / Microsoft Copilot / エージェント(自律的にサイトを操作する AI)

この判断の理由: ページが取得できなければ評価対象にすらならない。到達・利用の条件であり、プラットフォームを問わない。

一次資料

crawlability.http_health

インデックスの許可

ページを数えます

欠けていると: そのページは、検索結果に表示しないよう指定されています。

ページ側の指定で、検索結果への表示そのものを止めていないか。robots.txt とは別の制御面です。robots.txt で全面的に許可していても、noindex が付いていれば表示されません。★ 意図してそうしている場合は問題ではありません(会員限定・重複ページなど)。意図せず全ページに付いている事故が実在するため、事実として可視化します。★ OpenAI も、robots.txt で拒否したページの URL を得た場合にリンクとページタイトルだけを ChatGPT Atlas に出すことがあり、それを避けるには noindex を使うと明記しています。ただし noindex を読ませるには、そのページのクロールを許可しておく必要があります。

根拠と判定のしかたを見る
採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
高
最終確認
2026-08-20

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode / ChatGPT 検索

この判断の理由: これは到達・利用条件に属する。 提供元が「無くてもよい」と書いている類の推奨ではなく、指定があれば表示されなくなるという仕組みそのものである。★ X-Robots-Tag(HTTP ヘッダ)も見る —— 提供元が「robots メタタグで使えるルールは X-Robots-Tag でも指定できる」と明記しており、効果は同等である。ヘッダ由来かどうかは evidence に残す(HTML を見ても分からないため)。★ 残る限界: 画像や PDF などページ以外のリソースに付いた指定は見ていない。 また unavailable_after(期限つきの除外)は期限の判定をしていない。

crawlability.noindex

Google スニペット・AI 利用の許可

ページを数えます

欠けていると: そのページの本文は、Google の AI 機能の直接入力として使われません。

ページ側の指定で、Google の AI 機能への直接入力を全面的に止めていないか。★ Google は、nosnippet を指定したページの内容を AI Overviews と AI Mode の直接入力としても使わないと明記しています。max-snippet:0 は nosnippet と同義です。★ Google は別の資料で、AI Overviews と AI Mode に supporting link として表示される資格を「インデックスされ、かつ Google 検索でスニペット付きで表示できること」としています。したがって nosnippet は、直接入力を止めるだけでなく、その掲載資格にも関わります。通常の検索結果からページが消えるわけではありません(消えるのはスニペットです)。★ max-snippet:N(N > 0)は全面禁止ではなく量の制限、data-nosnippet はページの一部だけの除外なので、判定には入れず事実として表示します。★ Google はこの量的制限の例外も明記しており、publisher が in-page structured data の形でコンテンツを提供している場合には適用されないとしています。★ 効く相手は事業者ごとに違います。この項目で確認できているのは Google だけです。

根拠と判定のしかたを見る
採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
高
最終確認
2026-08-20

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode

この判断の理由: ★★★ Google が構造化データと AI 機能を直接結んでいる唯一の明示的な記述が、この文書にある —— max-snippet の量的制限は、publisher が別途利用を許諾している場合には適用されず、その例として「in-page structured data の形でコンテンツを提供している場合」が挙げられている。同じ提供元が別の文書で「構造化データは生成 AI 検索の必須条件ではない」と述べていることと矛盾しない ——「必須ではない」と「固有の効き方をする」は両立する。★ 意図した設定であることは十分あり得る。 断定的な文言を使わない。★ 他社への一般化はしない。 Microsoft の noarchive / nocache は意味が違う(学習と Copilot 掲載の両方を止める)。

crawlability.ai_input_control

提供元の推奨

提供元が資料の中で名指しで推奨、または利用すると書いているものです。必須条件ではないため、合否の印はつけません。直すと変わり得るのは、提供元が明示している範囲での情報の理解です。

この層を整えると「AI に選ばれやすくなる」とは書きません。 各社は選び方を公開しておらず、外から確かめても、モデルが変われば結果は持ちません。 変わるのは、引用されたときに機械が何を言えるかです。

リンクを辿れるページ

ページを数えます

エントリページの内部リンクが、クローラーの辿れる a href の形で書かれているか。リンクの本数は見ていません。Google は「1 ページが持つべき理想的なリンク数というものはない」と明記しており、数を根拠にできないためです。見ているのは、資料が「クロールできない」と名指ししている書き方(javascript: で始まる href、href の無い onclick、a 以外の要素に付けた href、routerLink)に当たっていないかです。

根拠と判定のしかたを見る

提供元の記述: Google は、内部リンクによって内容を見つけやすくすることを推奨しています。ただし技術要件(インデックス済みで、スニペット表示が可能であること)とは別に、SEO のベストプラクティスとして挙げられています。

採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
高
最終確認
2026-08-16

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode / ChatGPT 検索 / Perplexity / Microsoft Copilot / エージェント(自律的にサイトを操作する AI)

この判断の理由: リンクを辿れることがクロールの前提であることは公式に明記されており、プラットフォームを問わず成立する。トップページ以外が評価対象に入るかを左右する。★ 2026.08.77(v8)で判定から本数の閾値を外した。 v7 まではエントリページの一意な内部リンク先が 20 件以上で 2 点・5 件以上で 1 点としていたが、この閾値を支える記述は一次資料のどこにも無い。 資料を読み直したところ、逆に「There's no magical ideal number of links a given page should contain.」(1 ページが持つべき理想的なリンク数というものはない)と明記されていた。v7 で見出しの判定から「h1 はちょうど 1 つ」「h2 が 2 つ以上」を外したときと同じ型で、同じ資料群が同じ言い回し(no magical, ideal amount of headings)を使っている。 この資料が実際に述べているのはマークアップの形であり、クロールできる形(<a href>)とできない形(routerLink、span の href、href の無い onclick、javascript: の href)を具体例で列挙している。したがって形で判定する。 なお <a href="/x" onclick="..."> は同じ資料がクロールできる例として挙げているため、onclick が付いているだけでは欠けているとは数えない。 限界として、静的 HTML しか見ていないので JavaScript が後から挿入したナビゲーションは、辿れる形であっても見えない(検出数は下限)。

一次資料

agent.internal_linking

固有の title

ページを数えます

各ページに固有の title が指定されているか。Google は「サイトのすべてのページに title 要素でタイトルを指定してください」と無条件で書いています。meta description は観測として出しますが、診断項目にはしていません。Google はスニペットを主にページの内容から作ると明記しており、meta description が無いことを不備とする記述がないためです。

根拠と判定のしかたを見る

提供元の記述: Google は、各ページに <title> を置くこと、繰り返しや定型文を避けて、そのページの内容を説明する固有のテキストにすることを推奨しています。タイトルリンクは <title> を含む 9 つの情報源から決められます。

採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
関連するが、この項目自体は検証されていない
確信度
中
最終確認
2026-08-11

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode / Microsoft Copilot

この判断の理由: ★ 2026.08.88 で meta description を判定から外した。 提供元は「スニペットは主にページの内容そのものから作られる」とし、meta description は「ページから直接取った内容よりも正確に説明できる場合に使われることがある」と書いている。無いことを不備とする記述が無いので、canonical や sitemap と同じ扱いにする。観測としては出し続ける。 一方 title は無条件の指示がある ——「サイトのすべてのページに <title> 要素でタイトルを指定してください」。★ ただし Google は title が無い・不適切な場合、見出しや本文や外部サイトのアンカーテキストから自分で生成するとも書いている。したがって「無いと表示されない」ではない。 それでも提供元が無条件で指示している数少ない項目なので数える。★ 同じ title が並ぶと、どのページの話か区別できないので、重複しているページは「固有の title がある」に数えない。

一次資料

content.title_meta

代表 URL の指定

重複候補を数えます

同じ内容が複数の URL で見えるときに、代表 URL の指定が揃っているか。重複候補が 1 組も無ければ判定しない。

根拠と判定のしかたを見る

提供元の記述: Google は、同じ内容が複数の URL で見えるときに代表 URL を指定できるとしています。指定が無い場合は Google 自身が代表 URL を選ぶため、必須ではないと明記されています。

採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
中
最終確認
2026-08-11

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode / Microsoft Copilot

この判断の理由: 検索インデックス上の重複解消としては公式に確立している。AI の引用元選択に直接効くかは検証されていないため、確信度は中とする。

一次資料

crawlability.canonical

代替テキスト

画像を数えます

画像に代替テキスト(alt)が付いているか。Google は画像の理解に alt を使うと明記し、alt が無い書き方を悪い例として挙げています。画面を見られない利用者にも効きます。装飾目的の画像は alt を空にするのが正しい書き方なので、すべての画像に文章が要るという意味ではありません。

根拠と判定のしかたを見る

提供元の記述: Google は alt text を、コンピュータビジョンおよびページの内容と併せて画像の主題の理解に使うとしています。生成 AI 最適化ガイドは、画像 SEO のベストプラクティスに従っていれば生成 AI 検索にも最適化されていると述べています。

採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
中
最終確認
2026-08-17

効くと考えている範囲: Google AI Overviews / AI Mode

この判断の理由: 不在を悪い例として名指ししている数少ない資料である。 Google は alt を「画像のメタデータとして最も重要な属性」とし、「Bad (missing alt text)」を明示的な悪い例として挙げ、「alt テキストとコンピュータビジョンとページの内容を合わせて主題を理解する」と書いている。canonical(「指定しなくてもおそらく問題ない」)や sitemap(「小規模なら不要」)とは資料の書き方が違う。 ★ ただし効く先は主に画像の理解であって、ページが引用されるかどうかではない。 そのため確信度は中。★ 装飾目的の画像は alt を空にするのが正しい書き方なので、alt が空で aria-hidden の画像は分母から外す(2026.08.174。それまで装飾画像を「代替テキストが無い画像」として数えていた)。★ 画像が 1 枚も無いページでは判定しない(分子からも分母からも外す)。★ CSS 背景画像は見ていないので、検出は下限である。

一次資料

content.image_alt

エージェント対応

ブラウザを操作する AI エージェントが、ページのボタンや入力欄を読み取れるかどうかです。OpenAI は「Atlas のエージェントは ARIA のラベルとロールを使って操作要素を理解する」と明記し、Google もアクセシビリティツリーを主要な入力の一つとして挙げています。AI 検索とは別の、もう一つの経路です。

この層を整えると「AI に選ばれやすくなる」とは書きません。 各社は選び方を公開しておらず、外から確かめても、モデルが変われば結果は持ちません。 変わるのは、引用されたときに機械が何を言えるかです。

名前のある操作要素

操作要素を数えます

ボタンやリンクに名前があり、div/span ではなくセマンティックな要素で作られているか。エージェントはアクセシビリティツリーから操作対象の一覧を得る。

根拠と判定のしかたを見る

提供元の記述: Chrome / web.dev の指針は、操作要素をセマンティック HTML(<button> / <a>)で作り、使えない場合は role と tabindex を与えることを推奨しています。OpenAI も、ChatGPT Atlas のエージェントが ARIA のタグ・ラベル・ロールを使ってページ構造と操作要素を理解すると述べています。

採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
中
最終確認
2026-08-20

効くと考えている範囲: エージェント(自律的にサイトを操作する AI)

この判断の理由: Lighthouse の agentic browsing は「names/labels、ツリーの健全性、操作要素の可視性」を審査対象として明記しており、web.dev は「<div> や <span> を改造するより <button> と <a> を使うこと」「セマンティックな要素が使えない場合は適切な role と tabindex を与えること」を推奨している。基準そのものはプラットフォーム公式で直接的。ただし静的 HTML 解析では JS で後付けされたハンドラーが見えないため、検出数は下限値であり SPA では実態より少なく出る。Chrome 自身は、この領域の「標準はまだ形成途上」と明記して順位付けを避けている。SILVE も順位を作らず、何個中何個あったかだけを数える。

agent.control_names

ラベルのある入力欄

入力欄を数えます

入力欄が label や aria-label と結び付いているか。エージェントは各欄が何を求めているかをラベルから判断する。

根拠と判定のしかたを見る

提供元の記述: Chrome / web.dev の指針は、<label> に for 属性を付けて入力欄と結び付けることを推奨しています。OpenAI も、ChatGPT Atlas のエージェントが ARIA のラベルを使うと述べています。

採用状態
正式採用
証拠
提供元の公式文書
直接性
資料がこの項目を直接述べている
確信度
中
最終確認
2026-08-20

効くと考えている範囲: エージェント(自律的にサイトを操作する AI)

この判断の理由: web.dev は「<label> に for 属性を付けて入力欄と結び付けること。これは AI エージェントがその欄の目的を理解する助けになる」と明記しており、Lighthouse も names/labels を審査対象に挙げている。判定では for に加えて aria-label / aria-labelledby / title / <label> による内包も可とする(いずれもアクセシビリティツリー上で名前になるため)。入力欄が無いサイトでは、この項目の行そのものを出さない。Chrome 自身は、この領域の「標準はまだ形成途上」と明記して順位付けを避けている。SILVE も順位を作らず、何個中何個あったかだけを数える。

agent.form_labels

基準の変更履歴

履歴資料です。現在の仕様ではありません。 ここに並ぶのは、公開した時点の判断をそのまま保存したものです。訂正した記述も、廃止した数え方の説明も、当時のまま残しています。現在の基準は 診断基準 にあります。

海外の一次情報は毎日追いますが、評価基準のリリースは原則として月次です。基準が頻繁に動くと、社内で「前回と結果が違う理由」をそのたびに説明することになり、稟議にも共有にも載せられなくなるためです。提供元の重大な仕様変更と、私たち自身の誤りの訂正だけは臨時に反映します。

文中の ★ は、私たちが特に重く見ている点の目印です(多いほど重く見ています)。編集上の目印であって、測った値ではありません。

  1. 2026.08 第342版2026-09-01定期改訂表現結果に影響なし

    最新情報のレーンを作りました

    • ★★★ 「今週のまとめ」という区分の名前をやめ、「最新情報」にしました。 周期を名前にしていました。 何も起きていない週に「今週のまとめ」を書く理由が生まれます。 このレーンは、監視対象から関係する一次情報が出たときだけ、原則 24〜48 時間以内に出します。本数の目標は置きません。
    • ★★ 他の 3 つの区分(サイトを直す / 測り方を知る / 外部要因を知る)は変えていません。 2026.08.247 に、話題ではなく読者の目的で割り直したものです。「基礎」「実務」のような抽象語へ戻すと、あのとき捨てた形に戻ります。
    • ★★★ 3 点セットを、文章の心がけではなく見出しとして必須にしました ——何が変わったか / 何は変わっていないか / まだ分からないこと。 順序も見ます。 検査は pnpm check:news。
    • このレーンだけ、説明文とタグをコード側へ登録しません。 記事 1 本ごとにコードを触ってデプロイするのでは、24〜48 時間に間に合わないためです。 記事の先頭の箇条書きから読み、書き忘れは検査が落とします。
    • ★★ 最新情報には Evidence Ledger を持たせません。 速さのためではありません。 台帳は診断項目と評価基準を支えるためにあり、最新情報の記事は評価基準を支えないためです。支えることになったなら、それは別に版を出す話です。 正本は NEWS_POSTS.md N3a。
    • 解説記事と方法論の記事は、これまでどおりの刊行に乗ります。最新情報だけがその外にあります。
    • 測る内容は変わりません。同一の取得内容を同一の版の評価基準で評価すれば、結果は同一です。
  2. 2026.08 第341版2026-09-01定期改訂表現結果に影響なし

    この製品が担当する工程を、画面の上のほうに書きました

    • ★★★ 「未実装」という書き方をやめました。 可視性・実行・成果を「未実装」と書いていましたが、これは「いずれ作る」と読めます。 作れていないから測っていないのではなく、この製品が担当していないためです。 「現在の診断範囲外」に変え、「これは将来の実装予定を示すものではありません」と添えました。 ★ 「永久に実装しない」とも書いていません。 現在形で書き、予定については何も言いません。
    • ★★★ 「可視性は測りません」が、料金の『含まれないもの』の中にしかありませんでした。 トップページの本文 12,728 字のうち 1 か所で、しかも下のほうです。 これは欠けている機能ではなく、この製品が何であるかの説明なので、上のほうに「測るもの / 測らないもの」として置きました。
    • ★★ 「その前に」を、効果の話にしないための言い方を決めました。 「準備状態を先にやるほうが有利」は、順序に意味があるという主張で、根拠が要ります。 根拠が要らない言い方はこちらです ——塞がれている状態のまま「出ているか」を測っても、出ていないのか、取りに来られていないのかを分けられません。 これは論理で言えるので、証拠が要りません(EVIDENCE_POLICY.md の書き分け)。
    • ★★ ヒーローの見出しを変えました。 「AI にどう見られていますか」は可視性(観測)の言い方で、同じ画面の規律に自分で反していました。 「AI 検索の準備が整っていますか」にしました。2026.08.139 に一度戻した箇所ですが、今回は担当する工程を決めた上での変更です。
    • ★★★ 診断結果に「次にできること」を置きました。 結果を出して終わりでした。 制限が見つかった場合は「直す → 同じ基準で測り直す」、見つからなかった場合は「取得できた ○ ページの範囲で、制限は確認されませんでした」と書きます。★ 「問題ありません」とは書きません。 判定しているのは到達・利用の条件だけで、提供元の推奨は判定していません。 範囲外については何も言っていません。
    • 記事一覧の絞り込みから「AI にどう見えているかを測りたい」を外しました。 記事の絞り込みですが、この製品が測れると読める言い方でした。「AI 検索に出ない理由を知りたい」にしています。
    • よくある質問に 2 問足しました ——「AI の可視性を測るツールとは何が違いますか」「制限が見つからなかったら、次は何を確認すればいいですか」。★ 製品名は書いていません。 他社製品の機能を書けば、それは他社についての主張になり、一次資料と確認日が要ります。相手の仕様は変わりますが、こちらの記述は残ります。
    • 測る内容は変わりません。同一の取得内容を同一の版の評価基準で評価すれば、結果は同一です。
  3. 2026.08 第339版2026-09-01定期改訂表現結果に影響なし

    立場はあったのに、その問いの形で書いていませんでした

    • ★★ 実地の 40 問で「材料に届かない」と分かった 15 件を埋めました。 どれも同じ型でした ——立場はあるのに、利用者が打つ形で書いていない。
    • 足した答え —— 同じ名前の別会社として説明される(実体の取り違え。SILVE は測っていない)/構造化データをたくさん入れれば(量が効くという前提が違う)/再診断の差は残るか(残る。ただし同じ版どうしだけ)/所有者の確認(していない。だから公開ページだけ)/読まれやすさの違いをどこまで分かっているか(条件が欠けているかまで。書き方は分からない)/Google と OpenAI が食い違ったら(どちらかを基準にせず、並べて書く)/「使っていいよ」と伝える方法(無い。あるのは拒否を伝える手段)/AI が知っているか分かるか(可視性は測っていない)/WAF で SILVE だけ弾かれたら(判定しない。SILVE の観測でしかない)。
    • ★ 既存の問いには、実際に打たれる言い方を足しました ——「競合ばかり出てきて名前すら出ません」「全部 OK なら出るということですか」「今日と明日で同じ結果になりますか」「アクセス解析に残りますか」。答えは同じで、届き方だけが変わります。
    • ★★★ 検査が見る数を、本番に合わせました。 検査は上位 3 件で見ていましたが、本番は 6 件を模型へ渡しています。 3 位までに入らなくても、模型は読んでいます。 見る数がずれていました。
    • 検査は 37 問から 45 問になりました。
    • 測る内容は変わりません。同一の取得内容を同一の版の評価基準で評価すれば、結果は同一です。
  4. 2026.08 第338版2026-09-01定期改訂表現結果に影響なし

    語の近い別の話を、答えとして返していました

    • ★★★ 40 問を実地で投げた結果から、取り違えを 2 件直しました。 どちらも「答えられなかった」ではなく「答えたが違っていた」 —— 見つけにくいほうです。
    • ★★★ 「ログインが必要なページも診断できる?」に、こう返っていました ——「資格情報を受け取らず、サインインや決済の完了は行わないため、その時点でタスクが停止します」。これはエージェントの記事の文で、SILVE の診断の話ではありません。 ★ 語は近いが、主語が違います。 材料が無いと、近い語の別の話が答えになります。 診断は公開ページだけを見る、と書きました。
    • ★★ 「AI に出やすくする SEO みたいなものはあるのか」に、LLMO の提唱者側の定義をそのまま返していました。 SILVE の立場ではありません。 Google が「新しい実装は要らない」と明記していること、前提としての条件は残ること、SILVE は施策の効果を評価しないことを書きました。
    • ★ 検査が誤って止めた箇所も直しました。 「どの施策がどれだけ効くかを評価しません」と書いた行に 構造化データ が別の文で出てくるだけで、「0 項目のカテゴリを検出すると書いている」と判定していました。 言っているのは逆です。 否定で終わる行は見ないようにしました。
    • 検査は 35 問から 37 問になりました。
    • 測る内容は変わりません。同一の取得内容を同一の版の評価基準で評価すれば、結果は同一です。
  5. 2026.08 第337版2026-09-01定期改訂表現結果に影響なし

    話し言葉を、知らない語と数えていました

    • ★★★ 試験用の問いを 40 作って測ったら、13 問が材料に届いていませんでした。 材料が無いのではありません。 答えを止めていたのは、門のほうでした。
    • ★★ 1 つ目の門 ——「欠けた 2-gram が連なったら、その語自体を知らない」。「競合の会社ばっかり紹介されて…」は網羅 84% なのに断っていました。紹介 は資料にあり、欠けていたのは送り仮名だけです。配点で外している 2 つ(かなだけの 2-gram と、3 文字以上のかなの塊との境目)を、この判定でも外しました。
    • ★★ 2 つ目の門 ——「資料に無い語が 1 つでもあれば断る」。「無料版と有料版って…」は 有料版 内容自体 が「無い語」に挙がっていました。有料 も 内容 も資料にあります。 語が無いのではなく、切り方がずれていました。 かけらが半分以上あるなら、知らない語ではないとしました。
    • ★★★ ただし漢字の語にだけ当てます。 カタカナはかけらが他の語と重なります ——「ラーメン」の「ラー」は「クローラー」に、「メン」は「ドキュメント」にあります。数で判定すると、知らないカタカナ語がすべて通ってしまいます。 一度そうなり、直しました。
    • 確かめたこと —— 40 問中、届かないものが 13 から 2 になりました(残るのは「3 か月後の流入予測」「競合 3 社の順位付け」で、どちらも断るべきものです)。ラーメン屋・天気・従業員数 は断ったままです。 committed な 35 問はすべて通ります。
    • ★★★ 緩めた結果、言い過ぎが増えていないことまで確かめました。 50 問の検めで、答えた数は 24 から 30 に増え、印が付いたのは 1 件だけでした(読んだら正しく、英文の資料を訳しているぶん作文の割合が上がっていただけです)。「答えられるようになった」だけでは、直したことになりません。
    • 測る内容は変わりません。同一の取得内容を同一の版の評価基準で評価すれば、結果は同一です。

全 245 版の変更履歴を見る

バージョン履歴

履歴資料です。現在の仕様ではありません。 ここに並ぶのは、公開した時点の判断をそのまま保存したものです。訂正した記述も、廃止した数え方の説明も、当時のまま残しています。現在の基準は 診断基準 にあります。

  • v262026/8/21項目の説明から、廃止した語彙と事実誤りを外した版

    ★★ 項目の説明から、廃止した語彙と事実誤りを外しました。文言だけの版です。項目・区分・数え方・測る範囲・判定は 1 つも変えていません。同じサイトを同じ日に測れば、v25 と同じ結果が出ます。★★★ 語彙だけの問題ではありませんでした。 代替テキストの説明に「100% を求める判定にしていない(8 割で満点)」と書いていましたが、v22 以降の観測に段階も閾値もありません。実測の割合をそのまま出しています。項目の動きについて、事実と違うことを書いていました。★ 同じ形が 2 つありました ——「重複は減点する」(いまは「固有の title があるページ」に数えないだけ)、「入力欄が無いサイトは減点しない」(いまは行そのものを出しません)。★ v21 で総合スコアを廃止したのに、項目の注記には「配点」「採点」「減点」「満点」が残ったままで、/checklist の「この判断の理由」に 11 箇所出ていました。外部レビューでご指摘をいただいて気づきました。★ 資料は読み直していません。 こちらの書き方を直しただけなので、最終確認日は動かしていません。読み直していないものを、読み直したとは書きません。★ v25 の表示は動かしていません。 当時そう書いてあったことは事実なので、v25 を開けば当時の注記が出ます。

  • v252026/8/20「まだ確定していないもの」を空にした版

    ★★ 「まだ確定していないもの」という区分を空にしました。診断項目は 10 になります。利用者の問い ——「なぜ根拠が足りないのに評価項目にしているんだ?」入っていたのは「初期 HTML に本文が見つからないページ」1 項目だけでした。構造としては評価項目ではありません —— 判定せず、直し方も出さず、「直すとしたら、ここ」にも入れていませんでした。しかし画面では、ほかの 3 区分と同じ大きさで横に並んでいました。★ 残していたのは、判定できるのが片側だけだったからです。 「初期 HTML に本文がある」は、どのクローラーに対しても確実に言えます。一方「無い」は結論になりません —— Google は JavaScript を処理すると明記しており、他社はレンダリングの有無を公表していません。★★ それでも落としました。 項目になる条件(欠けると機械に何が伝わらなくなるかを1 文で言えること)を満たしていないものために、区分を 1 つ用意していました。満たしていないものを、器を作ってまで残すのは筋が通りません。判定 4 項目・推奨 4 項目・エージェント対応 2 項目の、合計 10 項目になります。

  • v242026/8/20内部リンクを推奨へ移し、測る範囲を 30 ページにした版

    ★★ 内部リンクを「到達・利用条件」から「提供元が推奨する実装」へ移しました。 Google の資料は、技術要件(インデックス済みで、スニペット表示が可能であること)と、SEO のベストプラクティス(内部リンクで見つけやすくすること)を明確に分けています。 「内部リンクが無いとそのページは存在しないものとして扱われる」は、一次資料から言えません。 sitemap・外部リンク・既存の索引など、別の発見経路があり得ます。★ そもそもこの項目が数えているのは「そのページが見つかるか」ではなく「そのページに置かれたリンクが辿れる書き方か」でした。 判定する項目は 4 つになります。★★ 1 回の診断で見るページ数を 25 から 30 にしました。 利用者の指摘 ——「10 からなぜ 25 になった? 20 や 30 のほうがキリが良い」。そのとおりで、25 に根拠はありませんでした。 実測では 1 ページあたり 1.09〜1.74 秒で、時間から出る上限は 57 ページです。25 は上限ではありませんでした。 ★ 本当に効いている制約は、計算で決まらないほうです ——SILVE は、頼まれていない他社のサーバーを取得しにいきます。 30 リクエストを無断で送ることの是非は、算術では出ません。判断です。

  • v232026/8/20測る範囲を 25 ページに広げた版

    ★ 1 回の診断で見るページ数を、10 から 25 に増やしました。項目は 1 つも変えていません。利用者の指摘 ——「ページ数は測定に関係ないと言っていたが、実際の修正箇所にもなりうるので、できるだけ多い方が親切なのではないか」。そのとおりでした。判定が変わるかどうかと、直す場所が分かるかどうかは別の話です。 noindex が付いたページも、辿れない書き方のリンクも、どのページかが分からなければ直せません。上限を決めているのは根拠ではなく制約です ——相手のサーバーへの負荷と、お待たせする時間。実測で 25 ページ 27 秒でした。★★ なぜ v22 を直さずに新しい版にしたのか —— 一度、直してしまったからです。 v22 を「最大 10 ページ」で公開したあと、コード側の数字だけを 25 に変えました。 公開済みの評価基準は保存された値で動くため、画面には「最大 25 ページ」と出ながら、実際の診断は 10 ページのままでした。利用者に指摘されるまで気づきませんでした。 測るページ数は分母を決めます。 採点方法の変更なので、版として記録します。 同じことが起きないよう、「最新版以外は公開時の範囲と一致していること」を機械で検査するようにしました。

  • v222026/8/20判定する項目と、観測する項目を分けた版

    ★ 一次資料に当たり直して、判定する項目と観測する項目を分けた版です。v21 で総合スコアをやめたとき、残す条件を「これが欠けていると機械に何が伝わらなくなるかを 1 文で言えること」にしました。この条件は、事実上、必要条件しか通しません。 それ自体は正しい規則でしたが、通らなかった項目を、通ったことにして残していました。★ 提供元の資料と突き合わせたところ、3 項目の説明が事実と食い違っていました。 title —— Google はタイトルリンクを 9 つの情報源から決めると明示しています。<title> はその 1 つです。canonical —— Google は「どの指定方法も必須ではない。指定しなくてもたいてい問題ない」と明示しています。代替テキスト —— Google は「alt text と、コンピュータビジョンと、ページの内容」を併せて使うと明示しています。★ さらに 5 項目(組織・著者・日付・外部プロフィール・サイト名)は、Google が「構造化データは生成 AI 検索の必須条件ではない」と名指ししている領域でした。★ ただし「必須ではない」は「関係が無い」ではありません。 同じ資料群に「画像 SEO のベストプラクティスに従っていれば生成 AI 検索にも最適化されている」「max-snippet の制限は in-page structured data がある場合には適用されない」といった記述もあります。必須条件と、提供元が推奨する実装は、別の主張です。★ 総合点をやめた時点で、診断する項目と採点する項目が一致する必要は無くなっていました。 A(到達・利用条件)だけを判定し、B(提供元が推奨する実装)は判定しません。 B には ◯/◯ を出しません —— 並べた瞬間に達成率として読まれ、平均したくなるためです。代わりに「代替テキストがない画像 3 枚(対象 31 枚)」と、欠けている件数と母集団で書きます。★ noindex と nosnippet を分けました。 v21 は 4 種類の制御を 1 つにまとめていましたが、noindex は掲載そのものを止め、nosnippet は掲載を残したまま AI の直接入力だけを止めます。過去の診断は、実行した時点の版のまま読めます。

  • v212026/8/20合成をやめた版

    ★ 総合スコアを廃止した版です。 20 版のあいだ続けてきた加重和(重みを掛けて 100 点満点へ正規化する形)を、やめました。 理由は 1 つで、あの形は「項目は交換可能である」と黙って言っていたためです。実際、AI 検索クローラーを robots.txt で全面拒否しているサイトが、画像の代替テキストや見出しを整えることで、拒否したまま点を取り戻せました。 前提条件を 3 つとも満たさなくても 69 点出ます。塞がれていたら、整えた代替テキストは誰にも読まれません。★ 「重みだけ消す」はできませんでした。 全項目を等価にする案も検討しましたが、等価も重みです。 しかも ⚪︎ か × かを決めるには閾値が要り、閾値は重みと同じで校正できません。 同じサイトの同じ観測に 3 つの集計方法を当てると 75.5% / 96.4% / 82 点になりました ——集計方法が、暗黙に重みを決めていました。★ 代わりに、同じ単位のものだけを数えます。「届く宛先 6 / 6」「本文が取れるページ 9 / 10」「代替テキストのある画像 0 / 31」。どれも SILVE が決めた分母を持ちません。 そのサイトに実際にある宛先・ページ・画像の数です。重みも閾値も要りません。★ 項目を 30 から 15 に絞りました。 残す条件は 2 つで、「これが欠けていると機械に何が伝わらなくなるか」を1 文で言えることと、「何個中何個」で数えられる実体があることです。★ 「これが無いと AI に認知されない」と言えるのは、15 のうち 4 項目だけです。 残りは「認知はされるが、○○が伝わらない」であって、別の話です。混ぜて表示しません。過去の診断は、実行した時点の版のまま読めます。

  • v202026/8/19robots.txt の Allow を読む版

    robots.txt の Allow を読むようにした版。配点は 1 点も変えていません(実効重み 70)。それまで Allow は 1 行も読んでいませんでした。 解釈器には「誤判定を避けるため保守的に無視」と書いてありましたが、無視は保守的ではなく、厳しすぎる側へ倒れます。 Disallow: / と Allow: /products/ が同居する robots.txt を「全面 Disallow」と判定し、AI クローラーを遮断していると誤って報告していました。 さらに同じ原因で、相手が明示的に許可しているページを取りに行かず「1 ページも取得できませんでした」と報告していました(採点以前に、測れていませんでした)。規格どおり、長い規則が勝ち、同じ長さなら Allow が勝つ照合にしました(* と $ にも対応)。本当に全部閉じているサイトの判定は変わりません。

  • v192026/8/19取得できなかった robots.txt を「制限なし」と読まない版

    取得できなかった robots.txt を「制限なし」と読まないようにした版。配点は 1 点も変えていない(実効重み 70)。掲載経路の項目(重みが最大)は、robots.txt が見つからないことをそのまま「何も塞がれていない」と読んで満点にしていました。 しかし「見つからない」には本当に置かれていない場合と取得できなかった場合があり、前者だけが「制限が無い」と読めます。 404 とそれ以外を分け、後者は判定しません。robots.txt が取得できているサイトのスコアは動きません。

  • v182026/8/17採点から利用者の入力を外した版

    採点から利用者の入力を外した版。実効重みは 71 から 70 になる。★ 起点は利用者の問い ——「なしでも測れるのに入れる動機は?」。調べた結果、答えは「無い」だった。申告された会社名を採点で読んでいた項目は 25 項目のうち 1 つだけで、入力は測定の精度に一切関与していなかった。実測(同じサイト・同じ日・同じ版)では 70 点 → 72 点。起きたのは「精度が上がった」ではなく「分母に 1 項目増えて、そこで満点を取った」である。利用者は普通、自分のサイトに書いてある名前を写して入力するので、一致しないほうが難しい。「名前を打つとスコアが上がる」項目になっていた。★ 一次資料が言っているのは、入力の要らない比較だった ——「Make sure whatever you use as the site name in structured data is consistent with how you refer to your site in other sources on your home page」。比較すべき相手は 2 つともサイト側にある。 起点ページの WebSite.name / og:site_name / 自ドメインを指す Organization.name を突き合わせる形へ変えた。★ 最初の実装は 10 ページ全部を見る形で、7 サイトに当てたら 3 件が誤検出だった ——下位サイトの og:site_name(「サイボウズの人的資本経営」「TOYOTA MARINE」)と、記事の publisher(「SILVE 編集部」)。どちらも資料の射程を超えて測っていた。 範囲を絞ったあと、rakuten.co.jp で本物の不一致が出た ——WebSite.name「楽天」に対し og:site_name「楽天市場」。alternateName に宣言された別表記は、提供元が正規の手段と定めているので揺れとして数えない。表明が 1 件以下なら判定しない(揃っていると言うには、揃うべき相手が要る)。★ <title> と見出しは、資料が挙げているのに採らなかった。 資料は「considers content in」と書いているだけで一致を求めておらず、実測でも title には「企業情報|◯◯」のようにページ固有の修飾語が付く。★ 重みを 3 から 2 へ下げた。 判定できる範囲が狭くなった(正式名称とのずれは、もう検出しない)のにカテゴリで最大の重みのままなのは筋が通らないため。入力欄は残すが、用途は改善手順の記述例の穴埋めだけで、画面にもそう書く。

  • v172026/8/17残りの項目にも同じ検定を当てた版

    残りの 5 項目に同じ検定(「その資料は、不在を不備と述べているか」)を当てた版。実効重みは 73 から 71 になる。★ 5 件のうち動かしたのは 2 件で、3 件は据え置いた。同じ検定を当てて切らない結論が出ることが重要である(全部下がるなら、それは検定ではなく方針である)。content.title_meta は 2 つの基準が混ざっていた —— title は「サイトのすべてのページに title 要素で指定してください」と無条件だが、meta description は「スニペットは主にページの内容から作られる」「より正確に説明できる場合に使われることがある」で、不在を不備とする記述が無い。meta description を採点から外し、観測としては出し続ける。structured_data.present は 3 → 1。 提供元は構造化データを基本的な検索には任意とし、必須性を「リッチリザルトの対象になるか」に限定している。SILVE 自身が v2 で同じ理由によりこのカテゴリを 20 → 7 に下げたのに、この項目だけ 3 のまま残っていた。★ 据え置いた 3 件の理由も書く。 agent.control_names と agent.form_labels は Chrome の Lighthouse が審査項目として明記している —— 監査項目とは「満たしていなければ落ちる」ものであり、提供元が不在を不備として扱っていることそのものである。 structured_data.organization は v2 でまさにこの理由により 8 → 2 済みで、同じ理由で二度下げるのは根拠を二重に数えることになる。

  • v162026/8/17掲載制御を、HTTP ヘッダでも見るようにした版

    掲載制御を HTTP ヘッダでも見るようにした版。配点は 1 つも変えていない(実効重み 73)が、検出の範囲が広がるのでスコアが変わり得る。2026.08.85 で「ページ単位の掲載制御」を足したとき、注記に「X-Robots-Tag は見ていないので検出は下限」と書いた。その穴を塞ぐ。提供元は「Any rule that can be used in a robots meta tag can also be specified as an X-Robots-Tag」と明記しており、つまり HTML を見ても分からない場所で掲載を止められる。 meta タグで書いたサイトは捉えられていたが、同じことをヘッダでやっているサイトは素通りしていた。★ max-snippet: 0(指定名: 値)と googlebot: nofollow(事業者名: 指定)は見た目が同じなので、左辺が既知の指定名かどうかで判別する(7 通りの形を実際に通して確認した)。★ ヘッダ由来の指定は「ページのソースを見ても出てきません」と結果画面に書く。改善手順にも「サーバやリバースプロキシの設定も確認してください」を足した。見えない場所にある設定を、見える場所と同じ書き方で案内しない。

  • v152026/8/17集めていたのに読んでいなかったシグナルを、採点に入れた版

    集めていたのに読んでいなかったシグナルを、採点に入れた版。項目が 2 つ増え、実効重みは 70 から 73 になる。網羅性の点検で、提供元の資料が挙げている提案(Google の生成 AI 向けガイドは 23 個)を逐語で全部書き出し、項目へ突き合わせた。そのうち 2 件は「既にデータを集めているのに、どの項目も読んでいない」状態だった。画像の代替テキスト(重み 2) —— Google は alt を「画像のメタデータとして最も重要な属性」とし、「Bad (missing alt text)」を明示的な悪い例として挙げている。canonical(指定しなくてもおそらく問題ない)や sitemap(小規模なら不要)とは資料の書き方が違う。取得したページ同士の重複(重み 1) —— 提供元は減らすことを勧めつつ「時間があれば」と条件を付けているので最小配点。★ 見つけたが採らなかったものも記録した。 viewport は現行の資料に一度も出てこず(出典は 2011〜2014 年のブログのみ)、現行のモバイル ファースト インデックスの資料は「モバイル版は検索結果に含まれるための必須条件ではない」と書いている。表の有無は 1 社のブログの助言にとどまる。穴を全部埋めるのが正しいのではない。

  • v142026/8/17掲載を止めるもう 1 つの制御面を、採点に入れた版

    掲載を止めるもう 1 つの制御面を、採点に入れた版。項目が 1 つ増え、実効重みは 66 から 70 になる。これまでの点検はすべて「入っている項目が正しいか」で、「入っていない項目は何か」を一度も見ていなかった。探した結果、最大配点の項目に穴が開いていた。crawlability.ai_search_access(重み 10)は robots.txt しか見ていないが、Google は「To limit the information shown from your pages in Search, use nosnippet, data-nosnippet, max-snippet, or noindex controls」と、ページ側の指定を別の制御面として明記している。つまり robots.txt を全面的に許可したまま、全ページに nosnippet を付けたサイトが最大配点で満点を取れていた。SILVE は変更履歴に「nosnippet は AI Overviews / AI Mode への直接入力を止める」と自分で書いていた。知っていて、書いていて、測っていなかった(クローラーは robots メタタグを 1 つも抽出していなかった)。意図した設定であることは十分あり得るので、改善手順は「直せ」ではなく「意図どおりか確かめてほしい」と書く。X-Robots-Tag(HTTP ヘッダ)は見ていないので、検出は下限である。

  • v132026/8/17「無いと成立しない」と「あると良い」を分けた版

    「無いと成立しない」ものと「あると良いかもしれない」ものを、同じ減点で扱うのをやめた版。実効重みは 73 から 66 になり、スコアが変わる。きっかけは「著名サイトを診断すると 50〜60 点になるが妥当なのか」という問いで、10 サイトを実測すると中央値は 62 だった。採点項目には性質の違う 2 種類が混ざっていた。 クローラーの許可・JavaScript 非依存・取得の成否・リンクが辿れる形は無ければ後続が成立しない条件だが、canonical・sitemap・連絡先・数値の記述は提供元が「無くてもよい」と書いている。Google は canonical について「指定は必須ではなく、指定しなくてもおそらく問題ない」と明言し、sitemap については「小規模(約 500 ページ以下)で内部リンクが十分なら不要な場合がある」と条件を書いている。canonical 3→1、sitemap 3→2、数値の記述 4→2、連絡先の機械可読 3→1。成立条件の 4 項目(計 29 点)は 1 点も動かしていない。空いた 7 点は配り直していない。 結果として成立条件がスコアの 44% を占める。同じ検定をまだ当てていない項目(title と meta・構造化データの実装・操作要素の名前・入力欄のラベル・Organization)も明記した。

  • v122026/8/17発信元メタデータの配点を、調査の結果へ合わせた版

    発信元メタデータの配点を、調査の結果へ合わせた版。実効重みは 79 から 73 になり、スコアが変わる。問いを 1 つに絞って 4 プラットフォームの一次資料を通読した ——「不在(署名が無い・日付が無い・sameAs が無い)を不備とする記述はあるか」。日付は 4 つのどこにも根拠が無く 4 → 1(機械可読な日付という仕組み自体は公式に定義され使われるので 0 にはしない)。著者は 3 → 2(Google の推奨は「署名が期待される場所では」と条件つき。ただし不在を問題と明記した資料が 1 件だけあるので日付より僅かに強い)。外部プロフィールは 4 → 2 —— sameAs は Organization の 1 プロパティなのに、その Organization の有無を見る項目が重み 2 で、中の 1 プロパティが 4 という状態は説明できない。組織名表記は 3 のまま据え置いた。 証拠の宣言が既に誠実で、日本語固有の判断であることは第3の最適化の中核にある。根拠が弱いから下げる、を機械的に当てない。空いた 6 点は配り直していない。実効重みは根拠の合計であって定数ではない。

  • v112026/8/17比べる相手が無いのに減点していたのをやめた版

    比べる相手が無いのに減点していたのをやめた版。配点は 1 つも変えていない(実効重み 79)。組織名表記の項目は「申告された名称」と「サイト上の組織名」を突き合わせるが、サイトに Organization の構造化データが 1 つも無ければ、突き合わせる相手が存在しない。それを 0 点として減点していた。2026.08.78(v9)で「会社名が未申告」の分岐を直したときの漏れで、成立しない場合が 2 通りあることを見落としていた。さらに同じ 1 つの事実で二重に減点していた —— Organization が無いことはstructured_data.organization(重み 2)が既に減点しており、ここで重み 3 をもう一度引いていた。同じ観測を 2 つの項目で数えない。 会社名を申告して診断した場合にだけ効き、点は上がる方向にしか動かない。

  • v102026/8/17効くと宣言する範囲を、根拠のあるものだけに絞った版

    効くと宣言していたプラットフォームを、根拠のあるものだけに絞った版。スコアは変わらない(platforms は表示と説明にしか使われず、採点に関与しない。実効重みは 79 のまま)。発信元メタデータの 4 項目はすべて Google の資料しか引いていないのに、3〜4 のプラットフォームに効くと宣言していた。14 個の宣言のうち根拠を確認できたのは 2 個だけだった。4 プラットフォームすべての一次資料に当たったところ、OpenAI と Perplexity には内容側の指針が存在せず、Microsoft の現行の AI 向け指針は著者にも日付にも一度も触れていないことが分かった。唯一「著者が不明であることは問題」と書いている資料が 1 件だけあったが(Bing・2014 年)、従来の検索についてのもので、同じ提供元の現行の AI 向け指針は著者に触れていないため、採点の根拠にはしていない。また正本が「Google 向けのエンティティ施策を ChatGPT へ一般化しない」と書いているのに、実装が chatgpt_search を宣言していたという食い違いも直した。配点は 1 つも変えていない。 明らかな過大宣言の修正と配点の判断を、同じ版に混ぜない。

  • v92026/8/17判定できていない項目で減点していたのをやめた版

    判定できていない項目で減点していたのをやめた版。配点は 1 点も変えていない(実効重みは v8 と同じ 79)。authority.entity_consistency(組織名表記の一貫性)は会社名の申告が無いと判定できず、検出器のコメントにも「評価対象外(満点でも 0 点でもなく判定不能)」と書いてあったが、実際には 0 点として重み 3 のまま分母に残り、減点していた。匿名診断は常に会社名が未申告なので、全員に毎回起きていた。2026.08.47 でエージェント対応の 3 項目に同じ手当てをしたときの漏れである。判定不能だった項目が分母から外れるので、点は上がる方向にしか動かない(会社名を申告して診断している場合は元から判定できているので変わらない)。あわせて、改善計画と社内共有用の要約が判定できていない項目を断定していた件と、全項目の表が「この診断では対象外」を「暫定・配点なし」と描いていた件を直した。

  • v82026/8/17判断どおりに測れていなかった検出を直した版

    判定(検出ロジック)だけを直した版。配点は 1 点も変えていないのに、同じサイトを測ると点が変わる。実効重みは v7 と同じ 79。v7 は「SILVE の判断が変わった」版だったが、この版は「SILVE の判断は前から正しく、そのとおりに測れていなかった」版である。内部リンクを本数で採点していたのをやめ、クロールできる書き方かどうかで判定する(Google は「1 ページが持つべき理想的なリンク数というものはない」と明記しており、v7 で見出しの数え上げを外したのと同じ型だった)。また構造化データの入れ子を決め打ちの 4 つの鍵でしか降りていなかったため、Article の中に入れ子で書かれた著者(Person)を検出できず、schema.org の標準的な書き方をしているサイトを減点していた。どちらも 2026-08-16 に SILVE 自身を診断して見つかったもので、直すと SILVE 自身の点が上がるため、実装側の判断だけで動かさず版として切っている。

  • v72026/8/15配点を根拠の強さへ合わせ直した版

    提供元の一次資料に当たり直して、配点を根拠の強さへ合わせた版。実効重みは 91 から 79 になり、スコアが変わる。Google は「Things we believe you shouldn't focus on」節で「見出しの順序と数は Google 検索の観点では効かない」「E-E-A-T はランキング要因ではない」を明記しており、生成 AI 向けガイドは「独自で有用なコンテンツが、このガイドの他のどの提案よりも効く」としている。最も効くと提供元が言っているものは、SILVE が決定論的に測れないものである。だからこそ測れる代理指標の配点を、実際の根拠より重くしない。定義文 5→0(直接の資料が無く、同じ状態の質問見出しは配点 0 だった)、著者 6→3、見出し階層 5→2、段落の自己完結性 3→2。空いた 12 点は配り直していない。実効重みは根拠の合計であって定数ではない。

  • v62026/8/15配点の理由を根拠の注記に合わせた版

    配点の理由を、根拠の注記に合わせた版。重みは 1 つも変えていないのでスコアは動かない。記事 22 本の外部レビューを一巡した結果、見つかった誤りの大半は事実誤認ではなく「証拠の射程を超えた書き方」だった。同じ型が診断ツール側に残っていた。各項目の根拠の注記は慎重に書かれているのに、利用者が読む説明文と配点の理由が、その注記が「確認できていない」と書いている効果を断定していた。定義文・日付・著者・見出し階層の 4 項目で、注記と説明を揃えた。

  • v52026/8/15観測できなかった項目を満点にするのをやめた版

    観測できなかった項目を満点にするのをやめた版。項目・重み・判定ロジックは v4 と同じで、変えたのは「対象が 1 件も見つからなかったときにどう採点するか」だけ。操作要素・入力欄・画像が 0 件のとき、従来は満点にしていたが、静的 HTML の解析では JavaScript で後から作られる要素が見えないため、0 件は「欠点が無い」ではなく「観測できていない」場合がある。観測できなかったものを満点に変換すると、測れていないサイトほど高得点になる。今後は分子からも分母からも外す(0 点にはしない)。Not observed ≠ Pass。

  • v42026/8/151 回の診断で見るページ数を版に記録した版

    1 回の診断で見るページ数を、版の値として固定した版。項目・重み・採用状態・判定ロジックは v3 から変えていないので、同じページを見るかぎりスコアは動かない。ページ比率で段階を分けている項目 (JavaScript 依存・canonical・構造化データの有無) は見るページ数が変われば取り得る値が変わるため、ページ数は環境設定ではなく採点方法の一部である。版に持たせたことで、古い版で測り直すと当時のページ数が復元される。

  • v32026/8/15llms.txt をエージェント対応へ移した版

    llms.txt をクロール可能性からエージェント対応へ移した版。判定ロジックも重みも他項目も変えていない。どちらも配点対象外なので実効重みは 91 のまま。Google が「Google Search は llms.txt を使用せず、可視性にも順位にも影響しない」と明記しているのに、検索側のカテゴリに置いていたため「これが無いから AI 検索に出ない」と読まれる位置にあった。効く先は Chrome の agentic browsing 側である。

  • v22026/8/15構造化データの配点を根拠の直接性に合わせた版

    構造化データ 4 項目の重みだけを引き下げた版 (合計 20 → 7)。検出ロジックも他項目の重みも変えていない。Google が「生成 AI 検索に構造化データは必須ではなく、専用の schema.org マークアップも存在しない」と明記しているのに対し、v1 では supporting な根拠しか持たない項目群が実効重みの約 19% を占めていたため。0 にはしない。同じ資料が通常の SEO の一部として使い続けるのは良い考えだとも述べている。

  • v12026/8/15基本診断 — AI 検索における発見可能性の土台

    固定コアとして「AI に読まれるか」(クロール可能性・JS 非依存) を最重量に置き、エージェント対応は今後の論調で動かす余地を残して控えめに配点している。根拠が確立していない項目は暫定採用とし、検出はするが配点しない。